曇り時々晴れ通信

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【NBA】レブロンのレイカーズ入りは既定路線だったかもだが、驚くことではない

オフシーズンが始まり、FA交渉解禁日からドカンとビッグニュースが飛び込んできていますが、タイトルのレブロンがその一人。それ以外にも中堅どころや小物選手のFA移籍がありますが、やはりNBAの顔である彼の移籍について言及せずにはいられません。

オフシーズンに入る前から、レブロンレイカーズ入りは噂されていて、レイカーズ以外にもシクサーズやスパーズなど数チームが候補として挙げられていました。もちろん所属していたキャブスにそのまま残るという選択肢もありましたが、どう客観的に見てもキャブスには残る理由がない。それだけ魅力が落ちたと言うことです。そこで、有力視されていたシクサーズを主な比較対象として考えたいと思います。

まず現有タレント的に魅力的なのはシクサーズで間違いなかったでしょう。エンビード、シモンズという確固たるポジションに若いスターがいるので、そこに30歳越えのレブロンが入れば、これはもうファン垂涎ものです。

しかし、ここで問題になるのは、また東カンファレンスのチームに属するということ。西高東低が言われて久しいですが、東のチームでファイナルに登りつめ、GSWと対戦するのはもう無理だと踏んだのでしょう。飽きたというのもあるかもしれませんが、シーズンとプレイオフをどんなに頑張ったってファイナルで蹴られてしまうのであれば、いっそのことシーズンからGSWを潰し、ファイナルでは東のチームと悠々対戦したいという方策が見て取れます。

では西に行くとして、どのチームがよかったか?スパーズのポポビッチHCとは親密のようですが、スパーズと言えばトータルバスケをするチーム。あまりレブロン中心の攻めはスパーズらしくありません。レナード問題が解決していない以上、他のコマも現状では満足なラインナップとは言えません。オルドリッジでさえ、まだ相棒には不足かなという感じです。

ロケッツ。ここはあと一歩でGSWを追い込んだ唯一のチームですが、もう1年現状のラインナップで挑戦したい気持ちがチームにはあるでしょう。来シーズンもCP3のケガに左右されることがあるかもしれませんが、ここまでのスタイルでは、レブロン加入によってハーデンが死にます。完全カブるのでうまくいく気配がありません。仮にレブロンがパスに徹したとしてもです。なのでロケッツ入りはほぼなかったと言えるでしょう。

さて、レイカーズですが、プレイオフに出れなかったチームでクーズマなど新興戦力がいるとはいえ、再建中の古豪です。ここがポイントかと。

まずは西に行かなければならない。

サンアントニオより大きなマーケットじゃないといけない。

そして私が一番思うのはコービーの影です。

レブロンの性格上、今まで比較されてきたレジェンドには、ある種の対抗心があるのではとずっと思っていました。ではなぜコービーのいたレイカーズなのか?それはコービーを越えたいから。5回優勝しているコービーを超えるためには、レイカーズに来てあと3回は優勝しなければなりませんが、それを視野に入れているとしか思えません。

そのためには、クリーブランドレブロンズと揶揄された状況に近い環境から始め、徐々に肉付けできる資金とフロントが必要。マジック・ジョンソンへのビジネスも含めた憧れというのは表向きの要素であって、駒を固めていくことにレブロンの意向は必ず反映されるはず。ロンドとマギーとスティーブンソンの加入はその序章に過ぎません。トーマスとクーズマ、イングラムあたりは保持とするかトレードの駒として使うかはわかりませんが、同じディビジョンのGSWを潰すために、まだ新戦力は確保するでしょう。このままではシューターが足りません。コーバーもJRスミスももう使えないことがわかりましたし、呼んでくることはないでしょうから、模索することになりますが。

とにもかくにも、レイカーズを選んだというのは私の中の彼のイメージを考えると、意外という文字はまったく浮かびません。然るべくして移籍したという感想です。