曇り時々晴れ通信

出来事、考え事、独り言。

女人禁制というならば完全排除すべき

ここ数ヶ月ずーっとゴタゴタしている角界ですが、例の土俵に女性はいいのかどうか問題。巡業中に挨拶に来ていた開催市の市長が突然倒れ、看護師である女性が救命措置のため土俵にあがったが、「女性の方は土俵から降りてください」の問題アナウンス。誰がどう見ても違和感アリアリ。というかそういうアナウンスが平静の声でできること自体がびっくりで、あの場なら「皆さん、落ち着いてください。誰か医療関係の方はいらっしゃいませんか!?」と航空機アナウンスのようなパニクった声色でアナウンスが流れるのがむしろ自然なんじゃないのか。そして子ども相撲大会の女児拒否。しかも前年までOKだったのが突然のNG通達。もうアホかと。確かに大相撲という世界は男性社会で伝統もあるだろう。実際伝統を重んじる歌舞伎の世界でも女性はいない。大相撲も別に「女性力士はダメ」でいい。だってどちらもプロの世界だから。大相撲はそれを生業にしている力士であって、学生相撲やアマチュア、ましてやチビっ子相撲なんかでそれを強制するのとは違う。相撲のファン拡大を謳うのなら、アマチュアまでは門戸は男女隔てなくていい。もしそこで「将来は大相撲力士になりたい」という女性が現れたら、それはごめんなさい無理ですでいい。そして相撲もどき(?)の女性大相撲協会を立会上げたらいい。土俵は神聖な場所。その言い分もわかる。けれど、救助で立ち入るのと子どもが「遊び感覚」で相撲を取るのは意味が違う。そう言えば少し前に、高校野球の甲子園で女性マネがグラウンドに入れない(ベンチは可)という話を思い出した。あれも同じ類の発想だ。けれど、女性は野球をしてはいけないという規則も伝統もない。オリンピックでソフトボールが復活したように、女性でもプレーしている人はゴロゴロいる。なのに、高校野球でグラウンドに立てないのはなぜだ?高校野球男児の競技だからか?女子プロ野球だって興行的にもメディア的にも全然成功していないかもしれないが、ちゃんと存在する。なのに相撲はどうだ?そんなに神聖化したいのならオリで囲んでしまえ。そして関わる者すべてを男性にすべきだ。それこそが真の女人禁制。でもそんなこと今の時代にできるか?女性自衛隊員だっている。女性警察官だっている。「危険だから=男のもの」という発想。もう古臭くて世界に通用しない。別に男女平等を主張するわけでもない。伝統は伝統。しかし今の角界は「錆びついた古い体質」と言われてもしかるべき発想しか持っていない気がする。女児だとケガをする?男児はケガをしないとでも?それを緩気で受け止めるのが大人じゃないのか。そういう身体を持っているから力士じゃないのか?

最近テレビに出まくっている志らくが面白いこと言った。

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貴乃花親方なら女児参加OKとしたか、例の問題アナウンスについてどう反応、対応したかは今となっては誰もわからないが、少なくとも春日野親方よりかは柔軟に行動していたような気がしてならない。貴乃花貴乃花で一連の非はあるけれど。