曇り時々晴れ通信

出来事、考え事、独り言。

【NBA】プレイオフ途中感想[日本時間5/18午後現在]

現在は、東西カンファレンスファイナルのゲーム2終了の移動日です。

東はというと、意外や意外(?)にセルティックスがホームでの2戦を2勝して、キャブズをリードしています。

これで安心できないのがレブロンでして、おそらく、クリーブランドでのゲーム3、ゲーム4はキャブズが取ってイーブンに持ってくることが濃厚でしょう。ゲーム2でテイタムと衝突した際に痛めたとされる首の状況も気になるところですが、あれぐらいのことで凹む彼ではありません。セルティックスは心して、アウェイゲームを迎えなければなりません。

このままいくと、ホームコートアドバンテージどおりに勝敗が進み、ゲーム7はどっちかわからないという予想になりそう。これはゲーム1、ゲーム2のセルティックスがシリーズ終盤まで続けばの話ですが、このあたりはスティーブンスHCの手腕にも注目です。

一方の西、ロケッツとウォリアーズは1勝1敗のタイ状態。どちらもスリーポイントを多用するある種似たようなチームなのですが、プレイオフに入ってスタイルを変えたがために敗れてしまったどこぞの北のチームの轍は踏まないぞとばかりに、点の取り合いを口撃しあっています。

しかし、実は中身がちょっと違うように思えて、こちらはゲーム7までもつれなさそうな気配。と言うのも、個人的予測ですがオフェンスのシュート率が良い方、いやシュートタッチの良いプレイヤーで決まりそうなのです。

ここまででいうと、ウォリアーズはデュラント。ロケッツはまぁハーデンとポール。しかし、両者で異なるのは、ウォリアーズはサードオプションまであるのに対し、ロケッツはセカンドまでしかないということです。いわゆるビッグスリーで、カリーが不調の場合はトンプソンが打ち、それでも不調な場合はデュラントが任される。3人のうち誰か一人でも調子が上がれば、パス回しで崩して集められるところが非常に厄介です。

対してロケッツ。こっちはハーデンとポールのシュート率が上がってこないと、正直苦しいです。確かに彼ら2人を使い分け、ハーデンがベンチに下がった時にポール主導権で組み立て、ハーデンが戻ると、ハーデンの1対1で開始するということなのですが、シュートは決まらないわファウルももらえないとなると、ロケッツの方がピンチになりやすく、不利な気がしています。

確かにカペラ、アリーザ、ゴードンなどサポートメンバーもいるのですが、彼らはスポットシューター。合わせのプレイで点を稼ぐタイプです。スプラッシュブラザーズは言うまでもなく、スポットでも自らの1対1からでもショットを受けるわけで、デュラントも然り、どっからでも攻めてきます。

ロケッツには、カペラという成長株がいて、実は対ウォリアーズのアドバンテージなのですが、こちらも前述のとおり合わせタイプなので、自らポストムーブでショットを決めるシーンがほとんどなく、ガード2人のドライブからのアシストを待つパターンなので、1人で何か起こせる確率も低い。ただ、ディフェンス、特にブロックショットでがんばっているので、カリーのハンドリングと言えどもレイアップが弾かれるシーンも結構見られるかもしれません。

ハーデンとポールの1対1を見ていると、安心感という面ではやはりベテランのポールに軍配が上がり、ゾーン状態に入りやすいのはハーデン。しかし、笛を味方に付けられないとその実力が半減するので、このあたりハーデンは考えてくるのかどうか。

と、長々と書きましたが、要は、シュート(特にロング、ミドル)が外れだしたときに、ウォリアーズよりもロケッツの方がハラハラするゼ!ということが言いたかったのです。

ま、ビジネス的も東西どちらも4-2とかでは終わってほしくないでしょう。まだまだ要チェックです。

【NBA】WIN OR GO HOME

日本時間今日午前に行われたセルティックスvs.シクサーズの第5戦をもって、当材料カンファレンスファイナル進出する計4チームが決定しました。

そんな中でも現地放送局でも度々インサートされた表題の「WIN OR GO HOME」。直訳すると「勝つか、負けて去る(=家に帰る)か」という、この1戦の勝敗で踏みとどまるか、あるいは優勝への望みを絶たれるかといった具合です。

さて、ラプターズのラウリーが、「(キャブズにスウィープされたことにより)シーズンの努力(=東の成績1位)がムダになってしまった」というニュアンスのコメントを残しました。

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まさにそのとおりだと思います。「シーズンの82試合とプレイオフは別物」とよく言われますが、シーズンはあくまでプレイオフに進出するための布石で、なおかつホームコート・アドバンテージを得るための82試合。たとえ1位ではなくても、プレイオフにさえ出場すれば、不利はあるものの優勝のチャンスがあります。しかし今回のラプターズは、ドラフトロッタリーで1位指名権ゲットの最高確率を持ちながら、5位あたりを引いてしまうような感じだったかもしれません。お気持ちお察しします。

そしてもうひとり、シクサーズのエンビードについて。結果は1勝4敗でセルティックスに敗れましたが、たぶんエンビードだけでなく、シクサーズのヤングスターたちはこのシリーズは「イケる!」と思っていたに違いありません。1回戦でのヒート相手への戦いぶりからしても、今の飛車角落ちのセルティックスだったらたとえシーズン2位でも勝てる見込みがあったのではないかと思います。

普段から割りとビッグマウスぶりを見せるザ・プロセスことエンビードですが、シリーズ中のプレイを見ていても、まさにまだ「プロセス」の途中だなと思いました。今季はオールスターにも出場し、長身ながら柔らかいシュートタッチを見せ、3ポイントもなかなか高確率で決めるこのカメルーン生まれのセンターは、相手にとっては十分脅威となります。しかし、その外角シュート力が災いしてか、重要な局面ではポストからのターンフェイダウェイショットが多く見られた気がします。

もともと線が細いからかもしれませんが、インダイドで超ヤバいと相手に与える威圧感がなく、ゲーム5の残り18秒で同点に追いつくレイアップを落とし、アウトオブバウンズでセルティックスボールとなるシーンがありました。エンドラインで座り込んで天を仰ぐエンビード

彼はまだ若いし、十分伸びしろがある。いや彼だけでなく、シクサーズの近未来は確かに明るいでしょう。来季インサイドでの脅威が増せば、今回以上の成績は見込めるはずです。

シクサーズといえば、シーズン中からも「新人王候補に該当する、いやNBA所属2年目だから違うだろ」と話題のシモンズ。プレイオフでのインパクトに限って言えば、ジャズのミッチェルの方が上でした。結果だけ見ればどちらも率いるチームがカンファレンスセミファイナルで敗れた形になりますが、チームへの貢献度から言えば、断然ミッチェルの方が優りました。

まあポジションが違うので一概に比較するのもどうかとは思いますが、シモンズに関して言えば、ミッチェルに比べてこの先このままのような気がしないでもないです。何というか小さくまとまってしまう選手で終わりそう…。根拠はないのですがそんな雰囲気があります。スターではあるがスーパースターではないという感じ?

ドライブインのフィニッシュがベビーフック気味のフローターが多く、それも確率がさしてよくありません。おまけにフリースローもあまり得意ではなく、アウトサイドも武器にはなっていません。利き腕の左が斜めに開く独特のフォームが災いしているのかどうかわかりませんが、PGにしては高身長なのとパスさばきでNBAを渡り歩きそうな予感。シモンズファンの方ごめんなさい。もしかしたら予想に反して数年後バケモノ化しているかもしれませんし、あくまで現時点での感想です。

さらにルーキーという観点で見れば、セルティックスのテイタムがプレイオフでの安定感を見せてくれました。

私はもともとこの3人の中では、テイタムが好みなので贔屓目に書いてしまうのですが、シーズン中に初めてテイタムのプレイを見た時、「いい新人を獲ったな~」と思いました。派手さはありませんが、落ち着きと堅実さがあるのがわかりました。「もしかしたらテイタムが(ピアースの)後継者になるかも?」と思ったほどです。

球団社長のエインジは、テイタムを指名した理由について「基本となるベースができているから」とコメントしたそうですが、まさにザ・デューク大といったところでしょうか。ヤフコメでは、「かつてピストンズに所属しケガに悩まされて早くに現役を去ったG.ヒルのようだ」と書かれていて、「なるほど、確かに」と。

基本技が中心のため、まだピアースのような"キラームーブ"はありませんが、セルティックスの中心選手となるのは、このプレイオフでのオンザフロア時間が長いことが証明しているはずです。スティーブンスHCも、ここぞの場面ではテイタムはラインアップから外せないのでしょう。

最後に新人王の行方ですが、シーズンでの評価となると、私はシモンズとミッチェルの同時受賞と当初から予想していました。94-95シーズンのヒルとキッドのようにです。

1年目は全休のため実質2年目のシモンズにルーキーの資格があるかはさておき、プレイしたのはこの1年が初であり、シクサーズをプレイオフに導いた原動力の一人でもあるので、外せないなというのが感想。ミッチェルに関しては言うまでもありません。

しかしプレイオフでの評価を含むと、テイタムが浮上。前述2人よりもチーム成績を上へ引き上げてしまったのは事実。これで(たぶん無理だとは思うけど)キャブズをも退けてしまえば、テイタムの受賞という可能性も出てくるのでは?

西のロケッツvs.ウォリアーズはもつれそうですね…。

【日産】エルグランドが売れないワケはそうじゃない

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セレナ乗りから言わせてもらうと、アルファードヴェルファイアもさっぱり「元気がよい」という意味がわからない。正直、今の外観はやりすぎだと思うし、アル/ヴェルを買うのは室内空間と豪華さ(実際に豪華かどうかは不問、あくまで豪華”さ”)だろうと思う。

一方のエルグランドは、何回か外観のマイチェンが施されていて、別に今のフロントフェイスは嫌いじゃない。むしろアル/ヴェルよりよっぽどいい。けれど、室内高の低さがネックで、下級のセレナより狭く(特に3列目)感じ、荷物も積めないとなるとセールスポイントは低床による走り部分しかなくなる。今はミニバンにそういった「走り」を求める層が少ないので、室内空間で勝るアル/ヴェルに向いているだけ。

日産はトヨタのような豪華さを演出する装飾関係が昔からヘタだけど、それはそれでいいと思う。今最も求めらているのは「実用性」なのだから、パクりでもサイズをアル/ヴェルに合わせて、今のようなフロントフェイスでならば、現状よりかは対抗できた気がする。低床はホンダのオデッセイに任せて、初代、2代目のような背高にしてほしい。

それと営業マンの差だなんて、何を言ってるんだか。日産の営業マンだってがんばってます。でもラインナップがトヨタより少ないのはどうあがいてもハンデがあるし、上層部の方針に営業マンはどうすることもできない。そもそもエルグランドに訴求ポイントが失われたのだから、営業マンも自信を持って積極的に推す理由がない。いろんな社会問題を抱えた日産でも、話を聞いているとやっぱりコアなファンは年配を中心にいて、応援しているようだ。私はコアなファンではないけれど、セレナの魅力には納得の上で乗っているし、資金と魅力があればエルグランドだって乗ってみたい一台なのだから。

【NBA】プレイオフ途中感想[日本時間5/7午後現在]

ゴールデンウィークが過ぎ、NBAレイオフもカンファレンスセミファイナル真っ只中ですが、気がつけば8強が出揃っているわけで、結果をおさらいしてみましょう。

結局、東は1~4位のシード順がそのまま1回戦を突破し、西は5位と6位がそれぞれアップセット。(アップセットと言えないシーズン成績の混戦でしたが)

ブレイザーズが1勝もできないままペリカンズにスウィープされてしまったのは以前に言及したので、もうひとつのサンダーvs.ジャズについて。結果を見るとOK-3は機能しないまま、またウェストブルックはシーズントリプルダブルのパワーを発揮しきれないままジャズに4-2で破れています。このシリーズ、ミッチェルの新人らしからぬゴー・トゥー・ガイぶりが目立ち、ゴベアのインサイド、その他イングルスの爆発、クラウダーとエグザムが要所要所で存在感を表していました。カーメロに至ってはFG%が不調であり、オフェンスマシーンの片鱗は見られず、ジョージも不完全燃焼だったようです。

カリー不在のウォリアーズにもスパーズは歯が立たず、4-1で敗退し、プレイオフの連続出場を守っただけという結果に。スパーズはこれからレナード問題の解決、処遇について模索しなければなりません。

ウィザーズもウォールがビッグマウスで牽制したもののラプターズに4-2で敗れ、いよいよラプターズが1位シードの実力を見せてきたかに思われましたが、セミファイナルの相手、キャバリアーズには現在0-3で1勝挙げることもできていません。恐るべしレブロン…。シーズン中はゴタゴタとあったキャブズですが、レブロンという男がひとりいるだけで、このプレイオフを戦っていけるのだから、敵ながら天晴です。レブロン無双、末恐ろしいですね。キャブズを追い詰めたのはむしろ1回戦の相手だったペイサーズだったのは皮肉で、オラディポも惜敗の弁で「自信になる」とのコメントを残しているようです。ということは、ラプターズよりもペイサーズが強いということに!?と、まあこれはキャブズを基準にして比較したものなので、シードの順位が変わっていれば直接対決でどっちが…というのも想像すれば面白いかもしれません。

同様に、1回戦で4-1でヒートを破ったヤングスター集団シクサーズですが、なんとなんと手負いのセルティックスにここまで0-3で追い詰められています。セルティックスがここまでできる子だったなんて思ってもみませんでした。だって1回戦のバックス相手には4-3までもつれた末の突破だったんですよ?このシリーズは本当にホームコート・アドバンテージの賜物で、それぞれがホームで勝利を上げ(=アウェイで負ける)、結果ひとつアドバンテージを持っていたセルティックスに軍配が上がるという展開だったのですから。

と、今日は西の2試合が行われ、それぞれ上位シードのロケッツ、ウォリアーズが星を重ね、3-1で王手をかけています。このままいくと、最後は順当に1位vs.2位のカードに。

明日は東の2試合、こちらはもう王手がかかっている状態なので、果たしてセルティックスかキャバリアーズが最初の4強に名乗りを挙げるか?それとも一矢報いつつ、もつれていくのか?

私が一番気になっているのは、ラプターズのヴァンヴリートのスリーが一向に入らないということでした。

【NBA】プレイオフ途中感想[日本時間4/23午後現在]

前回のエントリーから3日、なんとペリカンズがスウィープ(4勝0敗)でブレイザーズを倒してしまいました。"DAME TIME"も虚しく、1勝もあげることができずプレイオフ1回戦敗退です。3位と6位ですが、西は3位以下が混戦のままプレイオフに突入したので、実質ほぼイーブンとみてよかったのですが、それでもこの結果には驚きです。おおよそケガがちだったA.デイビスがずっと健康なのも大きなポイントかと。

さて、東の話に移すと、日本時間今朝の結果で、セルティックスとバックスが2勝2敗のタイになっています。どちらもホームコートで勝利した結果なのですが、セルティックスについて言えば、T.ロジアの活躍が目立ちます。ドラフト16位の3年目選手以上の目立ちっぷりです。残り試合全休のカイリーの代わりを務めるこののですが、昨年までのI.トーマス(現レイカーズ)といい、TDガーデンには何か選手を覚醒させる力があるのかもしれません。加えて2年目のJ.ブラウンも忘れてはいけませんね。ドラフト3位の実力を見せています。ルーキーのテイタムもいるので、今のスタメンのうち3人は、若手で構成されています。

バックスは、アデトクンボがようやく眠りから覚めたかのような活躍と、ミドルトンがそれに追従するかのような攻撃が目立ちます。一部にはJ.パーカーがヘッドコーチへの不満を露見させたため出場時間を制限されているとの報道があるようですが、2度の大ケガを負っているパーカーですから、「ベンチスタートでもよくない?」とも思うのですが、そこはプロ。プライドと言うものがありますしね。

そして、シクサーズが3勝1敗とヒートに対して王手をかけていますが、ここはすんなり決まりそうです。

あとの2カード、ラプターズ対ウィザーズ。ウィザーズが粘っているようですね。中でもJ.ウォールの活躍が大きいようです。やっとケガ明けからの試合勘が戻ってきたのか、ウォールなしではタイに持ち込むことはできなかったでしょう。キャブズ対ペイサーズは、何かとレブロン対スティーブンソンのマッチアップが取り沙汰されますが、ゲーム3でペイサーズが勝ちきったのに比べて、今日のゲーム4ではいいところまで詰め寄るものの、コーバーにやられました。ボグダノビッチもマークされ始めましたし。個人的にはレブロンが焦るシーンを見たかったのですが、この試合、同点に追いつかれても冷静な表情が見受けられました。これがキングの風格なのですかね。明らかにディフェンスはペイサーズのほうが優っていた、いやキャブズのディフェンスは弱点なのですが…。J.R.スミスなどを含めて、キャブズ内で言い争いのようなシーンが見れれば、自滅してくれると思うのですが(苦笑)

ところで、連日ハイライト動画などを見ていると、これぞ「プレイオフモード」と言うべきなのか、ハードファウルからの小競り合いが多くなっています。もちろんテクニカルファウルを吹かれているシーンもありますが、熱くなっている証拠。いや、これぐらいの活気がないとプレイオフは勝ち抜けないのかもしれません。しかし、明らかにシーズン中と比べて審判のコール基準が変わっているのがわかります。本来であればそういうジャッジ基準の変化はあってはいけないものだろうと思うのですが、プレイオフ中の選手に対して、シーズン中では吹かれていたものが、今はステイ(スルー)されるシーンが目立ちます。もちろん選手自身もそれがわかっているから、ボディコンタクトの強弱を使い分けているはずです。どうしてもファウルで止めないといけないケースでは、確実にファウルする(この表現自体が実はヘンな感じですが)、しかし通常のディフェンス時には、身体でコースを抑えることに、オフェンスチャージングは取れないまでも、ディフェンスブロッキングも吹かれないというケースを何度か見ました。いちいち笛で止めていたら、ガルルルル…モードの選手たちをコントロールはできても、試合時間が間延びして面白くない一面があるからだと思います。それはそれでトロフィーへの執着心が見え隠れして面白いのですが、よいハードファウルと悪いハードファイルがあるわけで、いまのところ審判陣は笛によって選手をコントロールできているようには思えません。そのうち大乱闘が起きるような予感…。それもNBAなんですよね。ただ一つ、ファウルによって選手が大きなケガをしないことだけを願うばかり。そしてハードファウルでなくとも、記憶に新しいZ.パチュリアによるK.レナード(スパーズ)の…のような事件が起こらないことも併せて願っています。

【NBA】プレイオフ途中感想[日本時間4/20朝現在]

いよいよ始まっておりますNBAレイオフ2018。1回戦は早くも読めないカードや、やはり順当といったカードもありますが、大方1回戦の2試合を消化した時点となります。

最も気になったのが、西の3位対6位のブレイザーズvs.ペリカンズ。

ラード&マッカラム以外はやや地味めのメンバーで残した3位の成績は、確かに2人に引っ張られながらも結構な強さを出していたので、いきなり連敗したのはちょっと意外でした。ペリカンズもカズンズがアウトになって以降A.デイビスがワンステップアップした感があり、そこにホリデーが加点するようなチームですが、キーマンが現れました。ベテランのロンドです。一癖も二癖もあるこのPG、言わずと知れたセルティックス2008年優勝メンバーですが、当時のセルティックス贔屓の私からすればこの復活は嬉しい限りです。ロンドと言えば、その性格からいろいろと衝突することも多く、ケミストリーの問題からその後は転々と所属チームを移しています。マーベリックス→キングス→ブルズとほぼ1年ずつ移籍していますが、それら3チームでは存在が薄くプレイタイムもさほどなかったように思います。

ところがペリカンズに移籍した今年、イキイキとプレーしている感があり、完全復活と言えないまでも現在は立派にスタメンを張り、影のリーダーとして存在感を示しています。言っても元アシスト王ですからね。ディフェンスも粘っこく、ドライブインからのハンドオフパスフェイクからのレイアップは、オラジュワンかロンドかみたいなところがありました。

しかし、PGにしては弱点があり、それは3ポイントを含むジャンパーとフリースローの確率が低いこと。ほとんどのガード選手が得意とするこの2つは、ロンドには当てはまらず、外のジャンパーはディフェンスに捨てられる(マークされない)ことがほとんどです。しかし全く入らないわけではなく、意外なところで決まったりするので、厄介と言えば厄介ですが。そのあたり、この2戦では流れを変えるシーンで出現していますので、プラスに働いているようです。

このロンドの顔つきがセルティックス時代と明らかに違うのです。当時はチームでは若手だったので、PGながらも諸先輩たちの指示やアドバイスを受けることが多かったのですが、今は反対に指示を飛ばす側で鬼気迫る表情が見て取れました。WOWOWの解説では、練習も含めて試合のプレイビデオをすべて見返してかなりの研究をしているそうですが、そんな真面目なロンド、ロンドっぽくない…。でもそれはとても良いことで本人にとっても今のNBAペリカンズ、ポジションなどいろいろな立場を鑑みての行動なのでしょう。A.デイビスへのアリウープシーンは珍しくなくなりましたし、ファストブレイクからのチェンジオブペース、コートの左右を横断するバウンドパス、そして左サイドからあえてほぼ右手でフィニッシュにいくレイアップ。どれもロンドならではのハイライトです。

一方のリラード。オールスターに選ばれないことへの不満があったり、過小評価されている選手のひとりですが、過去5年ブレイザーズのプレイオフでの成績は、1回戦勝利が2回、敗退が2回、プレイオフ未進出が1回となっていまが、(ちなみにペリカンズは2015年に1回だけ出て初戦敗退)このプレイオフ1回戦止まりのブレイザーズには、「プレイオフ経験」がまだ足りないのでしょうか。やはり優勝、ファイナル、カンファレンスファイナルあたりまで進めないと、真の「プレイオフ経験」とは言えないのかもしれません。また、ブレイザーズはチーム全体の年齢が若く、リラードより年上なのはE.ターナーとE.デイビスしかいなく、この2人は過去プレイオフ経験者ですが、さほど大きな功績は残せていません。それ以前にこのチームはリラードのチームなのですから、むしろリラードが精神的にもプレーでも先陣を切る形になります。そのあたり苦しい要素にならなければいいのですが。マッカラムという相棒もいますし、第3戦、4戦で巻き返すことは十分考えられます。そうなると2勝2敗のイーブンとなり、これまた経験比重が大きくなってくるのですが…。

あと、同じ西のサンダーvs.ジャズ。

OK-3はシーズン終盤ほど機能していないように見えます。ウェストブルック、ジョージ、アンソニーBIG3は、ちょっと特殊なBIG3かもしれません。この中でアンソニーは年齢的にも完全にロールプレイヤー化しており、悪く言えばネームバリューでプレーできている感もあります。それでも要所ではボールが回ってきており、ゲーム2などは確率が上がってきませんでしたが、ノッてくると厄介なことには代わりありません。なによりもウェストブルックがこのまま黙っていそうには考えられず、どこかで大爆発するはずです。

ジャズは、PGにルビオ、SGにミッチェル、PFにフェイバーズ、Cにゴベアと一昔前の通称"オールドスクール"的な布陣です。これもユタという土地柄なのか(ストックトン&マローンのピック&ロールのように基本に重きを置く)、あまりスウィングマンは見かけません。センターに超巨人ゴベアを起き、インサイドでその存在感、そして意外と走れ、フェイバーズも泥臭くリバウンドを稼ぐ。ミッチェルというスラッシャーがいて、ルビオがアシストをベースに時折放つ確率の上がったスリーでコントロールするそのスタイルは、まさに現代の主流であるポジション以外の役目もこなして当たり前の「ポジションレス」と逆行するバスケですが、それがまた活きているということが面白く感じます。ミッチェルに関しては、騒がれているのは知っていましたし、シーズンのプレーも何度か見ましたが、個人的には懐疑的な見方だったのです。しかし、ゲーム2を見て、やはりただ者ではないなと思い改めました。動きやプレー的には今年同じくブレイクしている、オラディポに似ていると思っていますので、今年はこういったスタイルの選手が輝くシーズンなのかもしれません。ユタに久々に現れたスターだと思います。このままフランチャイズ・プレイヤーになって生涯ジャズだったりしたらファンは嬉しいでしょうね。

学校も個人情報に気を遣う時代

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新年度、学校に通うお子さんをお持ちの方は、入学式や始業式の日に子どもがたくさん持ち帰ってきた書類・プリントの多さに辟易したと思います。学童指導票、保健調査票、災害等緊急時連絡確認票、就学費用支援申し込みの有無確認などなど…。どれも氏名や生年月日、住所、電話番号、家族構成まで聞かれるもので、学校ではマル秘扱いの個人情報資料です。入学時が一番多く、進級のときはそれよりも少ないですが、年に一度の確認作業と称して一旦返却され、再度提出しなければなりません。中には昨今何かと話題のPTAの総会や役員選出のための委任状なんかもあったりします。

そんな中、長男が通う公立中学校では、冒頭のリンク先にある文具メーカーPLUSの「カモフラージュホルダー」というクリアファイルが配られて、これに挟んで提出しなさいということでした。初めてみたのはちょうど1年前、そう長男が中学入学の最でしたが、今回改めて見て、やはり「今の世の中を反映した商品だよなぁ」と妙に納得するとともに、簡単な仕組みの割にはよくできていると思いました。

形状も大きさも素材もそこらへんにある普通のクリアファイルと変わらないのですが、唯一違うのは表裏に中身を見えにくくするカモフラージュパターンが施されているところです。ケシポンと同じ理屈ですね。不規則柄の細かい文字を寄せ集めて、文字を見えづらくするという仕組みです。

氏名や住所、電話番号なんかは個人情報と言えど、保護の度合いから言えばあってないようなもんですが、(目的により保護されるべき項目だけど、おそらくきっとダダ漏れだろうと推測)例えば世帯収入により受けられる就学費用援助の申請有無なんかは、それに比べて他人に知られたくない情報でしょう。なので、こういったデリケートな書類にはこのクリアファイルはうってつけだということです。

しかし、長女と次男が通う公立小学校ではこのクリアファイルの類は配られませんでした。茶色ではないもののA4サイズが入る大きめの封筒に入れて、学校と家庭を行き来する方法を取っています。ま、中学生と小学生ではクリアファイルの扱いが違う(小学生は振り回したりして中の書類が落ちる?)のでしょう。アホな中学生でも落とすとは思うのですが。笑

んー、いつものクセでちょっと欲しくなったのですが、プライベートでは使う場面ないかな。ファイルむき出しで出歩くこともないし、そもそも普通のクリアファイルでもよほど近づかなきゃ読み取られることはないでしょうな。